日本と海外で本仏を使い分ける創価学会

創価学会は「日蓮本仏論」を基に、日蓮を末法の本仏としている。

しかし海外の創価学会インターナショナル(SGI)では本仏は釈尊になっている。

自分は海外の創価学会の実情についてはよく知らなかったので、

長い間日本国内と同じくSGIでも当然日蓮が本仏だろうと思っていたのだが、

インターネットの情報によって、海外の創価学会では釈尊が本仏だという事を知った。

海外では本仏と言えば釈尊と認識されている為、

無理に日蓮を本仏だと主張すると布教ができないから釈迦本仏にしたのだろう。

創価学会の事だから「海外の人々に合わせた方便である」とか言い訳をするのだと思うが、

創価学会は仏教を利用した営利企業だから、

勢力拡大できそうなら日蓮本仏でも釈迦本仏でもどちらでも良いのだろう。

インターネットの情報として、そのうち創価学会は日本国内でも日蓮本仏から釈迦本仏に変えるような事が書かれてあるが、あながち嘘やでたらめとも言えない。

何しろ、数年前には、それまで創価学会の信仰の根本としてきた富士大石寺の大本尊を「受持の対象にはしない」と宣言し、それ以外の日蓮が造ったとされる本尊は皆拝んで功徳があるなどと言い出したのだから、

日蓮本仏論を引っ込めて釈迦本仏に変えるのも朝飯前かも知れないからだ。

いかにも創価学会らしい。